木工技法

当工房では、木材の接合方法に釘やビスを多用せず、木と会話をしながら木の持つ性質を見極めて、接ぎ手という方法で加工していきます。(継ぎ手:長さ方向に接合する方法、仕口:二つ以上の部材を一定の角度で
接合する方法ですが、当工房では総称して接ぎ手とさせて頂きます。)飛鳥時代に建造された法隆寺では,すでに接ぎ手で建造されているようです。接ぎ手の種類も数百種類以上あり,どんな継手を選ぶか、強度重視か外観重視か、どちらも重視するか、その難易度やコストで選択いたします。

 ※三方胴突き止め平ほぞ接ぎ:テーブルや椅子、框などの接合に使われる。
             

 ※上端留め形通しほぞ接ぎ:枠ものに使われる。
             

 ※剣留めほぞ接ぎ:飾り棚、茶箪笥など指物に使われる。
             

 ※駒留め接ぎ:天板と幕板の取り付けに用いられる。
       

 ※腰形ほぞ接ぎ:高級扉など外観を重視する枠組みに使われる。
              

 ※包み蟻形組み継ぎ:接合度も大きく抽斗などに使われる。
              

 ※挽き込み留め接ぎ:色の違う材料を使い意匠的にも変化を付けられる。
       

 ※隅胴付き平ほぞ接ぎ:四隅の脚を貫で対角に接ぐときに使われる。